恋の物語

「さあ、ひとまず嫌なことは忘れてご飯を食べましょう

信治を呼んできてくれるかしら?」

「はいっ」

お母さんは優しいから。
絶対に裏切らないと思う。

そんなことを考えながらあたしは階段を上った。


─こんこん

「信治~ご飯だよー」

「おーう、いまいくー」

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