恋の物語

「はぁ…」

─シャー

今度はシャワーを浴びながら考える。
どうしたら松田さんには分かってもらえるのだろうか。

黙って逃げ続けた方がいいのか。

でもそれなら今のような状態を何度も繰り返すことになる。

その方がいいの?

それは違うと思う。

警察に言う?

その方が早いかもしれないけれどあたしと松田さんとの解決にはならないと思う。

どうしたらいいのだろうか。
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