恋の物語
「好きだ、花。」
「う、そ。」
「こんな嘘、つかねぇよ」
真っ赤に染まっている顔を見て嘘ではないと判断した。
「えっ、でも!え?」
「俺と、付き合ってください」
綺麗な瞳で、真剣な眼差しで告白された。
照れ臭さも強いが
「お、お願い、します…っ」
「ははっやった」
満面の笑みであたしの腕を引き、ベッドの上にあげると
信治はあたしを優しく抱き締めた。
ぼんっと音が出そうなぐらい顔が熱くなった。
自分でもわかる、今、顔があかい。