恋の物語


それからしばらく他愛のない話をしてあたしは部屋へ戻った。

そして自分の鞄の中から手帳をとりだして4/16に♡をつけた。

「あ…。」

明日は17日。

信治の誕生日だ。


信治、誕生日にゆっくりお祝いできそうにありません。

こんな彼女でごめんね。



あたしはそのまま深い眠りについた。
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