恋の物語


「は…?」

信治の顔が徐々に赤くなる。


「誕生日プレゼント、かな」


恥ずかしくなってあたしは頬をかきながら目を逸らした。


「んだよそれ、可愛すぎんだよ。」


信治はそう言ってまたあるきだした。



もちろん、手は繋いだまま。

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