恋の物語


「んー、まあ本当」

「そう、なんですか。」


じゃあなぜ!なぜ!!!

なぜあたしと今一緒に帰っているの!!


「じゃあなんで今あた「あ、駅ついた。」

はー!?

ベストタイミング!

ベストでタイミング悪すぎ!

今日ほど駅を恨んだことない!!


「あ…。あれ可愛い…かも。」

「え?」

あたしが可愛いといったのは

駅の近くにある雑貨やさんのポーチ。


ショーウィンドーに並べられたポーチを見て言った。

「あ、んじゃ、見る?」

「へ!いいの!?」

「おう」

「…っ」

"おう"そう言ったときの大滝くんの笑顔にあたしは息を飲んだ。

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