恋の物語
「あ、もう7時だ。
大滝くん門限大丈夫?」
あたしは一人暮らしだから門限なんてない。
「俺は別にいける」
ふーん
「ならよかった。
じゃあ、帰ろっか。
大滝くん、降りる駅どこ?」
あたしは改札を通りながらきいた。
「こっから3つ目。」
「わ、同じだねっ」
えへへ、あたしは笑った。
ホームについたと同時にきた電車に
あたしたちは乗った。
7時を過ぎているからなのかいつもより少しだけ人がすくない。