君のことが大好きです。



いくらなんでも酷すぎる。


誰に言われても私は怒ると思う。



だけど、なにも知らない人だからこそ無責任なことを言われたくない。




「だから、もういろいろ口出ししないでください。私、あなたが大っ嫌いです。あなたって、他人を簡単に傷つけるんですね。あ、他人だからこそですか?」




私はこんなことを淡々と言えるほど怒りをこえて冷静でいるんだ。


いや、冷静でいなきゃいけない。




「前会った時はもっと優しく微笑んで、いい人かと思ってました。でもそれは私の思い違いでしたね。所詮、あなたも私も最悪な人間です。」



私だって最悪最低だ。


いとも簡単にこの人を侮辱するような言葉を言って。



でもあの時から結局私は周りの人を傷つける、不幸にする人になることは決まってたんだから。



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