君のことが大好きです。
「美来、大丈夫?」
「あっ、大丈夫です!」
こうやって心配してる顔をする先輩も、
「じゃあやろっか、金魚すくい。」
「は、はい。」
真剣に金魚すくいに取り組む先輩も、
「あ…陽先輩。さっそく私のポイ、破れちゃいました……。」
「え、はやいな。こういうのは性格が出るんだよ。」
「それって私の性格が雑だって言いたいんですか。」
「うん。」
意地悪な笑みを浮かべる先輩も、
「あ、俺のポイも破れた…。」
「そうやって私の不幸を喜んでるからですよ。」
「……。」
「性格に出ますもんね?金魚すくいは!」
そう言うとショックそうな顔をする先輩も、