君のことが大好きです。




自覚したら、とまらなくて



陽先輩が私に笑いかけてくれることが、また手をつないでくれることが、どこまでも嬉しいの。



でも、私にはその気持ちを伝えることなんて許されないから。




ねえ、想、許してくれないでしょ?




あなたは今でも、空で私のことを憎んでるでしょ?




私がいなければ、自分は死ななかったって。




でも、私はこの気持ちをないことにはできないよ……。




私はワガママだから、ずるくて嫌なやつだから、私を憎んでもいいから、許さなくてもいいから、陽先輩のことを思わせてほしいよ……。




大好きですって。



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