俺と元カノとストーカー
駅からもう随分歩いた時に本当に微かだけど、後ろから足音が聞こえた。
忍び足で歩いているのか、それとも大きく俺と距離を空けて歩いているのか解らないが、確認をするのが少し怖い。
何故なら、何となくその足音の正体に感づいていたからだ。
意を決して後ろを振り返ったら、そこには見覚えのある姿があった。
貞子だ!!
俺はダッシュで少し先の曲がり角まで行って曲がったすぐの所で一瞬立ち止まって聞き耳を立てた。
すると、タッタッタと走る様な足音が聞こえた。
さすがに恐怖が大きかったのでこれ以上ないぐらいの全力疾走をした。
途中で信号に捕まったが、元々距離があった上にそれなりに足が速い自分が全力疾走をした事、さらに交差点を1度曲がった事もあり、さすがに撒いただろうって思い、それほど焦りはしなかった。
後ろを振り返ってみても誰も居ないし、足音もすっかり無くなっていた。
安堵した俺は信号をゆっくり歩きながら渡り、ホッと胸を撫で下ろした。
何だったんだあいつ? そう考えながら信号を渡り切った時、ふと後ろを振り返ってみたら信号の向こう側に貞子が立っていた。
忍び足で歩いているのか、それとも大きく俺と距離を空けて歩いているのか解らないが、確認をするのが少し怖い。
何故なら、何となくその足音の正体に感づいていたからだ。
意を決して後ろを振り返ったら、そこには見覚えのある姿があった。
貞子だ!!
俺はダッシュで少し先の曲がり角まで行って曲がったすぐの所で一瞬立ち止まって聞き耳を立てた。
すると、タッタッタと走る様な足音が聞こえた。
さすがに恐怖が大きかったのでこれ以上ないぐらいの全力疾走をした。
途中で信号に捕まったが、元々距離があった上にそれなりに足が速い自分が全力疾走をした事、さらに交差点を1度曲がった事もあり、さすがに撒いただろうって思い、それほど焦りはしなかった。
後ろを振り返ってみても誰も居ないし、足音もすっかり無くなっていた。
安堵した俺は信号をゆっくり歩きながら渡り、ホッと胸を撫で下ろした。
何だったんだあいつ? そう考えながら信号を渡り切った時、ふと後ろを振り返ってみたら信号の向こう側に貞子が立っていた。