君を忘れる方法
あれからだいちゃんとはいつも通り。
一緒に登校もいつもだった私達はそれも変えてない。
「あ、おはよ!だいちゃん。」
「ん。おはよ。」
教室につくと
「お!美音と大輔はラブラブだよね。笑」
なんて、空気の読めない私の親友がいう。
シーン。
「あ、あれ?笑。なんかダメだった?(泣)」
「んー!俺達別れたから!」
ケロッというだいちゃん。
「え?」
やっぱそーいう反応だよねぇ。
「うん!そーいう事だから!」
周りはヒソヒソと話し出す。
そりゃそーだよね。
普通、幼なじみに戻るなんてありえない。
でも、私はこれでいいんだ。
きっとこれが、私とだいちゃんが歩む道なんだと思うから。
だから、だいちゃん。
誰よりも幸せになってね。