君を忘れる方法
「遥希ー。会いたかった!」
「ちょ、愛羅...。」
顔を赤めてる遥希。
見たくなくても見てしまう。
私はこれからやっていけるのだろうか...。
「あ、美音!久しぶりー。」
なんて私にも抱きついてくるから
「ちょ、なに。」
なんて冷たくしてしまう。
「わー。ひどい!!忘れたの?」
「もしかして...。」
間違っていてほしい。
いや、違ってほしい。
「そー!もしかしてのもしかして♪」
「う、そ。」
そう、愛羅とは...
まさかの遥希の従兄弟。