sweetlove
「こんにちはー。今日は部活お休みですよね?」と私が言うと、
「そーなんだけどね。どーしてもしたくなっちゃって…」と笑うダイチさん。
「そうなんですか?私も混ざっていいですか?」と私が言うと、
一瞬驚いた顔をして、「いいよ」と言ってくれた。
なので私たちは一緒に練習をした。
「ところで何でみずきちゃんはいるの?」とふいに聞かれた。
「補習で来てたんです。課題しに…。終わって帰ろうと思ったんですけど…体が勝手に…」と私が言うと、優しく頭を撫でられた。
そんな笑顔ズルいわ…。好きになっちゃいそう。
けど…ダメダメ!!私には岬さんと言う恋人がいるんだから…
そう思いながら、百面相してたのか、ダイチさんはクスクス笑ってた。
「何ですか?」と聞けば、「いやー可愛いな~と思って…」と言われた。
ホントになに考えてるか、よくわからない人だわ。
「練習終わったらお茶でも一緒に行かない?」といきなり誘ってきた。
「…ナンパですか?」と冗談ぽく言うと、
「そう聞こえた?いや、練習付き合ってくれたお礼になんか奢ろうかなと思っただけだよ?」と、ダイチさんは言ってきた。
嬉しいけど…もし岬さんにバレたら…怒られるかもしれないよね?
「じゃぁ、言い方変えるよ。相談あるから付き合って?」と言ってきた。
なるほどね。それならいいかも…って単純な私、思っちゃったじゃない!
「ダメ?」なんて上目使いズルい。
「わかりました」と私は言った。
ジャージ姿の先輩と制服姿の私。並んで歩きながら、カフェに向かった。
「こーゆうの、実は憧れてたんだよね」と言うもんだから、
「けど…好きな人とするから意味があるのでは?」と私は言ってしまった。
「はは、確かに。けど…相手がみずきちゃんなら充分だよ?」ってダイチさんは、言った。
充分って…随分失礼だけどね!!
まぁ、あえてそれは言わないでおくわ。
私たちは可愛い小さなカフェに入った。
「マスターこんにちわ~」って。
あら?意外と常連さん?
「おー今日は女の子と一緒かい?珍しいね~ゆっくりしていきなよ~」とマスターは言ってくれた。
珍しい…?モテるのに…女の子を連れてきたこと無いの?
私の心を読んだかのように笑うと、
「特別な子しか連れてこないんだよ。ここは俺のオススメの場所だからね」とダイチさんは、言った。
そう言ってもらえると嬉しい。
ダイチさんの特別でいれるなんて…。
ダイチさんは、適当に注文していた。
私は甘いものとコーヒーを注文したのに…
ダイチさんたら…本気でランチ食べる気だ。
「甘いものは…」と私が言うと、
「腹へったから飯食ってからな~ここのは何食べてもうまいから。特にコーヒーは最高に旨い!!」とダイチさんは、大絶賛した。
「そんな毎回、絶賛しないでくれ。恥ずかしい…」とマスターは言っていた。
そして運ばれて来たのは…ランチプレートだ。
私はそんなダイチさん前にパフェを食べながらコーヒーを飲んでいる。
確かに…ダイチさんの言うとおり、ここのコーヒーは美味しい。
「どうだい?豆と焙煎にこだわってるコーヒーは…口にあうかい?」とマスターが聞いてくれて、
「もちろんです。美味しいです」と私は言った。
聞きたい…すぐにでも…相談がなんなのか…
けど…めっちゃ頬張って食べてるダイチさんにそんなこと言えない。
私は周りをキョロキョロしたり、少し不審なことをしてしまうが、マスターも、ダイチさんもそこは気にならないのか、何も言わなかった。
しばらくして、ランチを食べ終えた、ダイチさんは改めて、コーヒーと甘いものを注文していた。
「おかわりのコーヒー飲まないか?」と言われて、頷いてしまった私は、「いいんですか?」と聞いた。
「そりゃぁ本題今からよ?いるでしょ!」とダイチさんは、言って私の分のコーヒーも注文してくれていた。
しばらくして、二杯目の私のコーヒーと、ダイチさんのコーヒーと甘いものが運ばれてきた。
ダイチさんはすぐにコーヒーを啜りながら、甘いものを頬張っていた。
豪快な食べっぷりに思わず笑ってしまった。
「何?」と聞かれたけど…「何もありませんよ?」と私も返して、コーヒーを啜った。
「実はさぁ…バスケのことで少し聞きたいことがある」いきなり真顔でそんなことを言い出した、ダイチさん。
はい、私も思わず姿勢が伸びてしまった。
「そんなにかしこまらないでよ~」そう言いながら笑うダイチさん。
バスケの内容のことで少し困っていることがあるとのこと。正直私に何が聞きたいのか?経験値はあるはずなのに…とか考えてしまう。
「実は…」と話してくれた。過去のことを含めて。
だからかな、私のこと、昔の自分に重ねて見てるんだ…きっと。
「どう思った?」と聞かれて、難しいかったけど、率直に自分が思ったことだけを口にした。
「ありがとう、少し楽になったよ」そう言ってくれた。
よかった。少しでも役に立てたなら…。
「もうひとつ、実は、みよりちゃんのこと好きになっちゃったみたいなんだけど…協力してくれる?」と言われた。
もちろんよ!みより少し疎いけどね!
「頑張って下さいね!応援します」と私は言った。
「ありがとう、もう少しゆっくりして帰ろうか…」とダイチさんは、言って私は頷いた。
このとき、私は全く気づいていない。岬さんから連絡きていたことを。
楽しく過ごして、しばらくして店を出た。
「先輩、ごちそうさまでしたー」と私が言うと、「いーえ、どういたしまして…」とダイチさんは、言った。
そして私は鞄からケータイを取り出して青ざめた。
「どした?顔色悪いけど…」と私のケータイを覗き込んできた、ダイチさん。
「これ、全く気づいてませんでした…」と私が言うと、「あは、俺電話してやろうか?」とダイチさんは言った。
怖すぎる…心配性の彼のことだもん。
どうなることか…
ダイチさんはかしてと私のケータイを取ると、岬さんとかかれた番号の発信ボタンを押した。
どうにかなれー私は心の中で祈る。
早いコールで出てくれた。
『何で出ないんだよ!』とキレられている。
「ごっめーん、俺が悪いの♡」なんてふざけたような言い方をダイチさんがするから…さらにキレられている。
『おい、これ、みずきの電話だろ!』って。
「だーかーらー一緒にいるんだよ?着信にびびって顔真っ青にしてたから代わりにかけてあげてるんじゃん」とダイチさんは、言った。
『お前なぁ~覚えとけよ?』と聞こえる。
「何を?俺悪いことしてるとは思ってないんだけど?」と挑発するようなダイチさん。
私は怖くて声も出なかった。
『人の女と勝手にデートしといてか?』と岬さんは言っている。
「良いじゃん!!可愛い後輩と食事しただけだよ?」って…ダイチさん、煽らないで下さいよ~
『ケンカ売ってんのか!?てめぇ、さっさと代われ!』と岬さんは言っている。
めっちゃ怖い…正直代わりたくない。
「無理だーみずきちゃん、顔色悪いもん。代われない…」とダイチさんは言った。
『良いから、代われ』と岬さんの声が聞こえる。
「大丈夫?アイツめっちゃ怖いけど…代わるね?」と聞こえるように言って、ダイチさんは私に電話を代わった。
「もしもし?」と私が出ると、説教から始まった。
はぁぁ、岬さんって説教し出すと長いのよね…。
ってそんなこと言ってる場合じゃないわ!!
「そーなんだけどね。どーしてもしたくなっちゃって…」と笑うダイチさん。
「そうなんですか?私も混ざっていいですか?」と私が言うと、
一瞬驚いた顔をして、「いいよ」と言ってくれた。
なので私たちは一緒に練習をした。
「ところで何でみずきちゃんはいるの?」とふいに聞かれた。
「補習で来てたんです。課題しに…。終わって帰ろうと思ったんですけど…体が勝手に…」と私が言うと、優しく頭を撫でられた。
そんな笑顔ズルいわ…。好きになっちゃいそう。
けど…ダメダメ!!私には岬さんと言う恋人がいるんだから…
そう思いながら、百面相してたのか、ダイチさんはクスクス笑ってた。
「何ですか?」と聞けば、「いやー可愛いな~と思って…」と言われた。
ホントになに考えてるか、よくわからない人だわ。
「練習終わったらお茶でも一緒に行かない?」といきなり誘ってきた。
「…ナンパですか?」と冗談ぽく言うと、
「そう聞こえた?いや、練習付き合ってくれたお礼になんか奢ろうかなと思っただけだよ?」と、ダイチさんは言ってきた。
嬉しいけど…もし岬さんにバレたら…怒られるかもしれないよね?
「じゃぁ、言い方変えるよ。相談あるから付き合って?」と言ってきた。
なるほどね。それならいいかも…って単純な私、思っちゃったじゃない!
「ダメ?」なんて上目使いズルい。
「わかりました」と私は言った。
ジャージ姿の先輩と制服姿の私。並んで歩きながら、カフェに向かった。
「こーゆうの、実は憧れてたんだよね」と言うもんだから、
「けど…好きな人とするから意味があるのでは?」と私は言ってしまった。
「はは、確かに。けど…相手がみずきちゃんなら充分だよ?」ってダイチさんは、言った。
充分って…随分失礼だけどね!!
まぁ、あえてそれは言わないでおくわ。
私たちは可愛い小さなカフェに入った。
「マスターこんにちわ~」って。
あら?意外と常連さん?
「おー今日は女の子と一緒かい?珍しいね~ゆっくりしていきなよ~」とマスターは言ってくれた。
珍しい…?モテるのに…女の子を連れてきたこと無いの?
私の心を読んだかのように笑うと、
「特別な子しか連れてこないんだよ。ここは俺のオススメの場所だからね」とダイチさんは、言った。
そう言ってもらえると嬉しい。
ダイチさんの特別でいれるなんて…。
ダイチさんは、適当に注文していた。
私は甘いものとコーヒーを注文したのに…
ダイチさんたら…本気でランチ食べる気だ。
「甘いものは…」と私が言うと、
「腹へったから飯食ってからな~ここのは何食べてもうまいから。特にコーヒーは最高に旨い!!」とダイチさんは、大絶賛した。
「そんな毎回、絶賛しないでくれ。恥ずかしい…」とマスターは言っていた。
そして運ばれて来たのは…ランチプレートだ。
私はそんなダイチさん前にパフェを食べながらコーヒーを飲んでいる。
確かに…ダイチさんの言うとおり、ここのコーヒーは美味しい。
「どうだい?豆と焙煎にこだわってるコーヒーは…口にあうかい?」とマスターが聞いてくれて、
「もちろんです。美味しいです」と私は言った。
聞きたい…すぐにでも…相談がなんなのか…
けど…めっちゃ頬張って食べてるダイチさんにそんなこと言えない。
私は周りをキョロキョロしたり、少し不審なことをしてしまうが、マスターも、ダイチさんもそこは気にならないのか、何も言わなかった。
しばらくして、ランチを食べ終えた、ダイチさんは改めて、コーヒーと甘いものを注文していた。
「おかわりのコーヒー飲まないか?」と言われて、頷いてしまった私は、「いいんですか?」と聞いた。
「そりゃぁ本題今からよ?いるでしょ!」とダイチさんは、言って私の分のコーヒーも注文してくれていた。
しばらくして、二杯目の私のコーヒーと、ダイチさんのコーヒーと甘いものが運ばれてきた。
ダイチさんはすぐにコーヒーを啜りながら、甘いものを頬張っていた。
豪快な食べっぷりに思わず笑ってしまった。
「何?」と聞かれたけど…「何もありませんよ?」と私も返して、コーヒーを啜った。
「実はさぁ…バスケのことで少し聞きたいことがある」いきなり真顔でそんなことを言い出した、ダイチさん。
はい、私も思わず姿勢が伸びてしまった。
「そんなにかしこまらないでよ~」そう言いながら笑うダイチさん。
バスケの内容のことで少し困っていることがあるとのこと。正直私に何が聞きたいのか?経験値はあるはずなのに…とか考えてしまう。
「実は…」と話してくれた。過去のことを含めて。
だからかな、私のこと、昔の自分に重ねて見てるんだ…きっと。
「どう思った?」と聞かれて、難しいかったけど、率直に自分が思ったことだけを口にした。
「ありがとう、少し楽になったよ」そう言ってくれた。
よかった。少しでも役に立てたなら…。
「もうひとつ、実は、みよりちゃんのこと好きになっちゃったみたいなんだけど…協力してくれる?」と言われた。
もちろんよ!みより少し疎いけどね!
「頑張って下さいね!応援します」と私は言った。
「ありがとう、もう少しゆっくりして帰ろうか…」とダイチさんは、言って私は頷いた。
このとき、私は全く気づいていない。岬さんから連絡きていたことを。
楽しく過ごして、しばらくして店を出た。
「先輩、ごちそうさまでしたー」と私が言うと、「いーえ、どういたしまして…」とダイチさんは、言った。
そして私は鞄からケータイを取り出して青ざめた。
「どした?顔色悪いけど…」と私のケータイを覗き込んできた、ダイチさん。
「これ、全く気づいてませんでした…」と私が言うと、「あは、俺電話してやろうか?」とダイチさんは言った。
怖すぎる…心配性の彼のことだもん。
どうなることか…
ダイチさんはかしてと私のケータイを取ると、岬さんとかかれた番号の発信ボタンを押した。
どうにかなれー私は心の中で祈る。
早いコールで出てくれた。
『何で出ないんだよ!』とキレられている。
「ごっめーん、俺が悪いの♡」なんてふざけたような言い方をダイチさんがするから…さらにキレられている。
『おい、これ、みずきの電話だろ!』って。
「だーかーらー一緒にいるんだよ?着信にびびって顔真っ青にしてたから代わりにかけてあげてるんじゃん」とダイチさんは、言った。
『お前なぁ~覚えとけよ?』と聞こえる。
「何を?俺悪いことしてるとは思ってないんだけど?」と挑発するようなダイチさん。
私は怖くて声も出なかった。
『人の女と勝手にデートしといてか?』と岬さんは言っている。
「良いじゃん!!可愛い後輩と食事しただけだよ?」って…ダイチさん、煽らないで下さいよ~
『ケンカ売ってんのか!?てめぇ、さっさと代われ!』と岬さんは言っている。
めっちゃ怖い…正直代わりたくない。
「無理だーみずきちゃん、顔色悪いもん。代われない…」とダイチさんは言った。
『良いから、代われ』と岬さんの声が聞こえる。
「大丈夫?アイツめっちゃ怖いけど…代わるね?」と聞こえるように言って、ダイチさんは私に電話を代わった。
「もしもし?」と私が出ると、説教から始まった。
はぁぁ、岬さんって説教し出すと長いのよね…。
ってそんなこと言ってる場合じゃないわ!!