sweetlove
「無理すんなよ~倒れられたら困る」岬さんにそう言われてしまう。

「いいんじゃない?倒れたらお前が看病するんだろ?」とダイチさんは言う。

「まあ、それもそうだな」って岬さーん!

それは違うでしょ!

「馬鹿は顔だけにしなさい!二人とも」と叫ぶのは綾子さんだった。

「くだらないこと言う暇あるなら練習させるわよ!」と綾子さんが言うものだから私は笑ってしまった。

こんなにも和やかな時間がずっと続けばいいと思ってた。

この時はまだ夏休み明けに起こることをまだ知らなかった。
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