おにいちゃんの友達
あゆみおばちゃんと会うのはいつ以来だろう?
高校受験する少し前だったかな。
初めての受験。すごくナーバスになっていた。
本当にこの高校で大丈夫なのかって。
進路っていうよりは、受かるかどうか。
自分なりに一生懸命勉強してきたけど、兄とは違って普段から成績が大してよくもない私はいつでも心配だった。
高校入試なんて、基本の問題しかでないから楽勝だよーなんて、周りの優等生がしゃべってるの聞く度にドキンドキンしてた。
そりゃね、優等生の君達にはわかんないわよ。
あなたたちが上位に食い込むことで、下が切られるわけなんだから。
どうがんばっても上位に行けない私達は、真ん中になんとしてもぶら下がらないといけないわけで。
そんな時、あゆみおばちゃんに話聞いてもらった。
「周り見てたって何の解決にもならないわよ。今やるべきことをしっかりやって、試験当日も自分を信じてしっかりやればいいだけ。」
そう言いながら、私の背中を少し強めにポン!と叩いた。
ポン!と叩かれた瞬間、自分の中にある不安感が吹っ飛んだような気がした。
あゆみおばちゃんのあの一言で、随分落ち着いて試験に挑めたんだよね。
そう、自分を信じるってこと。
できそうでなかなかできないこと。
だけど、試験の日は自分がやってきたことを思い出して、何度も「大丈夫!」って言い聞かせてがんばった。
あれから、試験合格報告しただけで、あゆみおばちゃんに何のお礼もしてなかったな。
おこづかいを持っておばちゃんちに急いだ。
母からのおこづかい+アルファーもらって、「お花でも買っていきなさい」って。
お花か。
私だったら断然食べ物がいいけど、おばちゃんくらいの年齢になるとお花が嬉しいらしい。
駅前のちょっとおしゃれなフラワーショップに向かった。
高校受験する少し前だったかな。
初めての受験。すごくナーバスになっていた。
本当にこの高校で大丈夫なのかって。
進路っていうよりは、受かるかどうか。
自分なりに一生懸命勉強してきたけど、兄とは違って普段から成績が大してよくもない私はいつでも心配だった。
高校入試なんて、基本の問題しかでないから楽勝だよーなんて、周りの優等生がしゃべってるの聞く度にドキンドキンしてた。
そりゃね、優等生の君達にはわかんないわよ。
あなたたちが上位に食い込むことで、下が切られるわけなんだから。
どうがんばっても上位に行けない私達は、真ん中になんとしてもぶら下がらないといけないわけで。
そんな時、あゆみおばちゃんに話聞いてもらった。
「周り見てたって何の解決にもならないわよ。今やるべきことをしっかりやって、試験当日も自分を信じてしっかりやればいいだけ。」
そう言いながら、私の背中を少し強めにポン!と叩いた。
ポン!と叩かれた瞬間、自分の中にある不安感が吹っ飛んだような気がした。
あゆみおばちゃんのあの一言で、随分落ち着いて試験に挑めたんだよね。
そう、自分を信じるってこと。
できそうでなかなかできないこと。
だけど、試験の日は自分がやってきたことを思い出して、何度も「大丈夫!」って言い聞かせてがんばった。
あれから、試験合格報告しただけで、あゆみおばちゃんに何のお礼もしてなかったな。
おこづかいを持っておばちゃんちに急いだ。
母からのおこづかい+アルファーもらって、「お花でも買っていきなさい」って。
お花か。
私だったら断然食べ物がいいけど、おばちゃんくらいの年齢になるとお花が嬉しいらしい。
駅前のちょっとおしゃれなフラワーショップに向かった。