キスラバーズ
…しかし、神様は残酷だ、美希ちゃんとは違うクラス!しかも、友達も別クラス!
はぁ、神様!私はなぜこんなにも付いていないのですか?
恐る恐る教室に入る私
「…ねぇ、ちょっと。通れないんだけど、どいて?」
「す、すみません!今どきます!」
私より20センチは背丈がありそうな男子にいきなり声をかけられ、ビクビクしながら避ける
「ん。」
彼は小さくお辞儀すると自分の席に座った
よく見ると制服は結構着崩していて、髪は前髪が長く、表情が見えなかった
私も自分の席に座り、周りを見渡した
みんな緊張してるのかな、ソワソワしていた
ガラッ
担任であろう先生が入って来た
「今日から、このクラスの担任の奥村 和也だ!よろしくお願いします!…じゃあ、まずは…青木 から自己紹介してくれ!」
うっわ、暑苦しそうな先生だなー、でもなぜか女子は見入ってるけど…
坦々と自己紹介していくクラスメイト達
あっ、朝の人だ、なんていう人なのかな?
「水菜 新です、好きなものは〜。」
ふぅーん、水菜君かぁ、後で謝ろう、朝のこと
その後チャイムが鳴り、長かったホームルームが終わったと同時に私は水菜君に謝りに行った
「あの、水菜君。」
「なに?如月さん。初日から告白?」
「いえ、朝のこと謝ろうと思って。…その、私、ノロマなので迷惑だったかなと思って。」
冗談を軽く無視して謝る
「ぷっ、面白いね。そうゆう奴好き。」
ストレートに言う水菜君、思わずドキッとする
「それだけ、言いに来たの。」
私は、恥ずかしくてそそくさとその場を離れた
「…なんだ、あいつ。面白いな。」
水菜君の前髪から少し覗く瞳が怪しく光った
はぁ、神様!私はなぜこんなにも付いていないのですか?
恐る恐る教室に入る私
「…ねぇ、ちょっと。通れないんだけど、どいて?」
「す、すみません!今どきます!」
私より20センチは背丈がありそうな男子にいきなり声をかけられ、ビクビクしながら避ける
「ん。」
彼は小さくお辞儀すると自分の席に座った
よく見ると制服は結構着崩していて、髪は前髪が長く、表情が見えなかった
私も自分の席に座り、周りを見渡した
みんな緊張してるのかな、ソワソワしていた
ガラッ
担任であろう先生が入って来た
「今日から、このクラスの担任の奥村 和也だ!よろしくお願いします!…じゃあ、まずは…青木 から自己紹介してくれ!」
うっわ、暑苦しそうな先生だなー、でもなぜか女子は見入ってるけど…
坦々と自己紹介していくクラスメイト達
あっ、朝の人だ、なんていう人なのかな?
「水菜 新です、好きなものは〜。」
ふぅーん、水菜君かぁ、後で謝ろう、朝のこと
その後チャイムが鳴り、長かったホームルームが終わったと同時に私は水菜君に謝りに行った
「あの、水菜君。」
「なに?如月さん。初日から告白?」
「いえ、朝のこと謝ろうと思って。…その、私、ノロマなので迷惑だったかなと思って。」
冗談を軽く無視して謝る
「ぷっ、面白いね。そうゆう奴好き。」
ストレートに言う水菜君、思わずドキッとする
「それだけ、言いに来たの。」
私は、恥ずかしくてそそくさとその場を離れた
「…なんだ、あいつ。面白いな。」
水菜君の前髪から少し覗く瞳が怪しく光った