キスラバーズ
もうすぐ、放課後になるなぁ、新が来るまで寝たふりでもしよう
ギャッチアップしたベッドを元に戻し、新が来るまで待つ
カツカツと革靴の音が近づく
私は目をつむり、寝たふりをした
「ここ?…寝たのか?」
近くに居るのが気配でわかる
「なに寝たふりしてんの?バレバレだぞ?」
そう言うと彼は耳に息を吹きかけた
「ひゃぅ!あらたぁ!」
「だってここ寝たふりするから俺の虐めたい欲求に駆られた。」
「新、髪にゴミついてる。とってあげるからこっち近づいて。」
新が顔を近づける
「もうちょいこっちに来て。」
十分な距離がつかめたのて、私は新の顔を自分に引きつけた
ぐいっ
「ここ?どうした?」
私は彼の頬にキスをした
「意地悪のお返し!へへっ、びっくりした?」
私は微笑み彼を見上げる
真っ赤になった顔を片手で隠しながら
「ここ、マジでやばいって!」
本当に私の彼は可愛い
「ん?やばいって?」
小首を傾げ、新を見る
新の顔が目の前に迫る
ちゅっ
私の唇に新の唇が重なる
「んっ、ふっ…苦しいよ、新。」
数秒の間でも、トロンとする私
まだ新は私にキスをする
息をつく暇もないくらい激しく
終わる頃には完全にとろけていた
「新、朝比奈さんはどうなったの?」
忘れていたが、本題に入る
「…平和的に解決したさ。」
「なら良かった、これで安心したよ。」
「前にも言ったけど、お前以外見てないから。朝比奈なんかその辺の石ころと変わらないとまで思ってる。だから、信じて、俺を。」
「うん、ごめんね。新、早く治すから待っててね!」
何事もなく過ぎ去ると思ってた入院生活だったが、最終日…朝比奈 栞が病棟に来た
ギャッチアップしたベッドを元に戻し、新が来るまで待つ
カツカツと革靴の音が近づく
私は目をつむり、寝たふりをした
「ここ?…寝たのか?」
近くに居るのが気配でわかる
「なに寝たふりしてんの?バレバレだぞ?」
そう言うと彼は耳に息を吹きかけた
「ひゃぅ!あらたぁ!」
「だってここ寝たふりするから俺の虐めたい欲求に駆られた。」
「新、髪にゴミついてる。とってあげるからこっち近づいて。」
新が顔を近づける
「もうちょいこっちに来て。」
十分な距離がつかめたのて、私は新の顔を自分に引きつけた
ぐいっ
「ここ?どうした?」
私は彼の頬にキスをした
「意地悪のお返し!へへっ、びっくりした?」
私は微笑み彼を見上げる
真っ赤になった顔を片手で隠しながら
「ここ、マジでやばいって!」
本当に私の彼は可愛い
「ん?やばいって?」
小首を傾げ、新を見る
新の顔が目の前に迫る
ちゅっ
私の唇に新の唇が重なる
「んっ、ふっ…苦しいよ、新。」
数秒の間でも、トロンとする私
まだ新は私にキスをする
息をつく暇もないくらい激しく
終わる頃には完全にとろけていた
「新、朝比奈さんはどうなったの?」
忘れていたが、本題に入る
「…平和的に解決したさ。」
「なら良かった、これで安心したよ。」
「前にも言ったけど、お前以外見てないから。朝比奈なんかその辺の石ころと変わらないとまで思ってる。だから、信じて、俺を。」
「うん、ごめんね。新、早く治すから待っててね!」
何事もなく過ぎ去ると思ってた入院生活だったが、最終日…朝比奈 栞が病棟に来た