キスラバーズ
「いいから言ってるじゃん…」
照れているのか彼はうつむいたまま言う
「…新、ありがとう…っでも私でいいの?」
しつこいと思うけど、確認したかった
優しく抱きよせる新
「お前じゃなきゃダメなんだよ…戻ってこいよ…」
弱々しい新の声が私の耳をくすぐる
そんな声出さないでよ、私だって新じゃなきゃダメなんだよ?
「うん、ありがとう…大好きよ…新。」
私も新を抱きしめた
この感覚が、この時間が、どうしようもなく愛おしい
私達の中の止まった時間がまた流れ始めた
うれしいのに、涙が流れてくる…
止まらない、どうしよう…
泣きじゃくりながら新の背中を掴む
また、睡魔に襲われて眠るまで泣き続けた
目が腫れて赤くなっても泣き続けた
新と過ごす明日を夢見ながら深く深く眠りにつく
もう、苦しみもがく私はそこに居なかった、きっと晴れ晴れとした表情でいるはずだ
ありがとう新、あなたのおかげで私の心は救われたよ…
照れているのか彼はうつむいたまま言う
「…新、ありがとう…っでも私でいいの?」
しつこいと思うけど、確認したかった
優しく抱きよせる新
「お前じゃなきゃダメなんだよ…戻ってこいよ…」
弱々しい新の声が私の耳をくすぐる
そんな声出さないでよ、私だって新じゃなきゃダメなんだよ?
「うん、ありがとう…大好きよ…新。」
私も新を抱きしめた
この感覚が、この時間が、どうしようもなく愛おしい
私達の中の止まった時間がまた流れ始めた
うれしいのに、涙が流れてくる…
止まらない、どうしよう…
泣きじゃくりながら新の背中を掴む
また、睡魔に襲われて眠るまで泣き続けた
目が腫れて赤くなっても泣き続けた
新と過ごす明日を夢見ながら深く深く眠りにつく
もう、苦しみもがく私はそこに居なかった、きっと晴れ晴れとした表情でいるはずだ
ありがとう新、あなたのおかげで私の心は救われたよ…