キスラバーズ
親に結婚相手を決められるなんて、私にはわからない…きっと辛いだろう…

「でも、今はここも居るから平気。」

そう言いながら私の膝に横たわる新

サラサラの髪が私の膝をくすぐる

「どうしたの?」

「疲れた、まさかまた千鶴が家に来るなんて思ってなかったし。」

「そっか、お疲れ様…新。」

新の頭を優しく撫でる

「ん。」

新が私の頬に触れる…

体温が頬に伝わる

暖かい

本当はもっと触れ合いたい、でも、今は我慢しよう
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