Pioneerーあなたは私のパイオニアー
こちら、ショッピングモール『リバーシティ』の某雑貨屋。
「わぁ、このネックレスいいなぁ!欲しい~ねぇねぇ買って?」
「あぁ。美月らしくて、可愛いデザインだね」
照れる…。武志は普段、数学教師らしい⁉雰囲気を醸し出しているが、私には時々褒め言葉や甘い台詞をかけてくれる。それも、まだ付き合って1日なのに、それなりの回数。…そういうところが、すごく良いと思う。
「へぇ~完全理系の数学バカでもそういう美的センスはちゃんと持ってるのね~?」
「お前みたいな国語バカに言われたくねぇよ」
「私は国語バカなんかじゃないもーん」
私達は、付き合い始めた今でもこうして軽口を叩きあっている。
いや、むしろ付き合ってからエスカレートしたかもしれない…。
「はい美月、買ってきたよ」
「うん、ありがとうっ!」
私がねだっていたのは、小さなハート型のジュエリー(残念ながらレプリカだけどね)が付いたネックレス。
「始業式にしていくね」
「じゃあ俺は、さっき美月に選んでもらったネクタイしていくかなぁ」
そう言いながら、私達は雑貨屋を出た。
「わぁ、このネックレスいいなぁ!欲しい~ねぇねぇ買って?」
「あぁ。美月らしくて、可愛いデザインだね」
照れる…。武志は普段、数学教師らしい⁉雰囲気を醸し出しているが、私には時々褒め言葉や甘い台詞をかけてくれる。それも、まだ付き合って1日なのに、それなりの回数。…そういうところが、すごく良いと思う。
「へぇ~完全理系の数学バカでもそういう美的センスはちゃんと持ってるのね~?」
「お前みたいな国語バカに言われたくねぇよ」
「私は国語バカなんかじゃないもーん」
私達は、付き合い始めた今でもこうして軽口を叩きあっている。
いや、むしろ付き合ってからエスカレートしたかもしれない…。
「はい美月、買ってきたよ」
「うん、ありがとうっ!」
私がねだっていたのは、小さなハート型のジュエリー(残念ながらレプリカだけどね)が付いたネックレス。
「始業式にしていくね」
「じゃあ俺は、さっき美月に選んでもらったネクタイしていくかなぁ」
そう言いながら、私達は雑貨屋を出た。