Pioneerーあなたは私のパイオニアー
「美月~、そろそろ休まねぇ?」
「えっ?…わっ、そうね!」
優子と別れたあと、武志とファッションの店を10軒近く回っていたら、かなりの時間が経ってしまっていた。
近くのフードコートに座り、二人でコーヒーを飲む。
「ねぇねぇ、どうして武志は、私なんかと付き合おうと思ったの?」
ずっと知りたかったんだ。私を選んだ訳。
「美月、聞いて笑うなよ?…初日に一目惚れした。んで、そっから色々…」
「一目惚れ…したの?」
「あぁそうだ。…笑うなって言ったろ?」
「笑ってないもん。…すごく、嬉しいよ」
まさか、自分に一目惚れする人がいるとは思わなかった。当たり前だが、自分が可愛いなんて一切思わないし、そもそも他人から可愛いって言われた覚えがないし。
「…で、色々って何よ」
「…俺の知ってる他の女とはまた違う優しさがあるんだ。すべてを包み込む…的な?あとは、笑顔が素敵だったり、仕草が可愛かったり、食べ物を美味しそうに食べたり、好みが合ったり…あとは、過去のことを聞いて…俺が守りたいって思ったんだよ。要するに、美月のほとんどが好きだ」
顔が火照ってきた。自分で聞いたのに…全く恥ずかしい。
でも、すごく嬉しい。そんなに深く想われてるなんて知らなかったから。
「…ありがと。嬉しい…」
あと、ついでに…
「武志、元カノ何人いるの?」
驚きの数字が、返ってきました。
「えっ?…わっ、そうね!」
優子と別れたあと、武志とファッションの店を10軒近く回っていたら、かなりの時間が経ってしまっていた。
近くのフードコートに座り、二人でコーヒーを飲む。
「ねぇねぇ、どうして武志は、私なんかと付き合おうと思ったの?」
ずっと知りたかったんだ。私を選んだ訳。
「美月、聞いて笑うなよ?…初日に一目惚れした。んで、そっから色々…」
「一目惚れ…したの?」
「あぁそうだ。…笑うなって言ったろ?」
「笑ってないもん。…すごく、嬉しいよ」
まさか、自分に一目惚れする人がいるとは思わなかった。当たり前だが、自分が可愛いなんて一切思わないし、そもそも他人から可愛いって言われた覚えがないし。
「…で、色々って何よ」
「…俺の知ってる他の女とはまた違う優しさがあるんだ。すべてを包み込む…的な?あとは、笑顔が素敵だったり、仕草が可愛かったり、食べ物を美味しそうに食べたり、好みが合ったり…あとは、過去のことを聞いて…俺が守りたいって思ったんだよ。要するに、美月のほとんどが好きだ」
顔が火照ってきた。自分で聞いたのに…全く恥ずかしい。
でも、すごく嬉しい。そんなに深く想われてるなんて知らなかったから。
「…ありがと。嬉しい…」
あと、ついでに…
「武志、元カノ何人いるの?」
驚きの数字が、返ってきました。