Pioneerーあなたは私のパイオニアー
偶然!?
その後も、荒木先生について色々なことが分かった。
今は特に彼女がいない、とか、今までのクラスの話とか。
その中でも特に驚いたのは…
「そういえば、荒木先生ってどこに住んでいるんですか?」
「ん、俺?駅で言えば、八川。ほら、草下から北に10駅位の」
「…今、なんて言いました?」
「え?草下から北に10駅位の」
「…の一個前!」
「駅で言えば、八川?」
「そこです!私も八川です!!」
そう。私と彼は、自宅からの最寄り駅が同じだったのだ!
「マジか!駅から、西口?東口?俺は、西だけど…」
「私は東です」
「そっかーじゃあ毎日駅までは一緒じゃん。俺、前と同じように車通勤にしようと思ってたけど、高村先生と同じ電車乗りたいから電車通勤にしようかな~」
どんな理由だよ、それ。
私はわざとらしくニコニコしながら言った。
「荒木先生、一つ言ってもいいですか?」
「ん、どした?」
「寝言は寝てから言ってください、バーカ」
「あれ~高村先生って国語の先生じゃ…?日本語を教える立場が、そんなこと言ってもいいのかなぁ?」
私達は、そんな冗談を飛ばし合える仲になっていた。
まだ初日なのに…
私達、気が合うみたいね。
今は特に彼女がいない、とか、今までのクラスの話とか。
その中でも特に驚いたのは…
「そういえば、荒木先生ってどこに住んでいるんですか?」
「ん、俺?駅で言えば、八川。ほら、草下から北に10駅位の」
「…今、なんて言いました?」
「え?草下から北に10駅位の」
「…の一個前!」
「駅で言えば、八川?」
「そこです!私も八川です!!」
そう。私と彼は、自宅からの最寄り駅が同じだったのだ!
「マジか!駅から、西口?東口?俺は、西だけど…」
「私は東です」
「そっかーじゃあ毎日駅までは一緒じゃん。俺、前と同じように車通勤にしようと思ってたけど、高村先生と同じ電車乗りたいから電車通勤にしようかな~」
どんな理由だよ、それ。
私はわざとらしくニコニコしながら言った。
「荒木先生、一つ言ってもいいですか?」
「ん、どした?」
「寝言は寝てから言ってください、バーカ」
「あれ~高村先生って国語の先生じゃ…?日本語を教える立場が、そんなこと言ってもいいのかなぁ?」
私達は、そんな冗談を飛ばし合える仲になっていた。
まだ初日なのに…
私達、気が合うみたいね。