熱恋~やさしい海は熱砂の彼方~
「そうそう、ソレソレ♪」
彼の笑顔もぎこちなかった。
「共通の趣味って?」
ヤバっ。あたしたちがプロのモノ書きを目指してることは2人だけの秘密なんだっ。
「ひょっとして映画? なぎさちゃんもよく映画見に行ってるし」
「そうそう、ソレソレ~っ♪♪」
「ふぅん…。でもヤッパ、比嘉くんたち、“友達”とかっていうんじゃなくて、フツーに付き合ってるんじゃないの?」
「えっ、な、な、なんでっ!?」
あたし、思いっきし動揺している。
「だって、なぎさちゃんはもともとクラスで一番おとなしいコっていうキャラだったのに、なんか最近、明るくなった、ってゆーか、フツーに男のコとツーショットしてるし」
「えっ、そ、そーかな…?」
「なんかキャラ変わってない? やっぱカレシができたからキャラが変わったんじゃないのかなぁ?」
「だ、だから、共通の趣味を通じて友達ができたから、それであたしも少しずつだけど、ホントの自分を出せるようになったんだよ」
別にトボけているわけじゃない。それが本当のことだったし。
彼の笑顔もぎこちなかった。
「共通の趣味って?」
ヤバっ。あたしたちがプロのモノ書きを目指してることは2人だけの秘密なんだっ。
「ひょっとして映画? なぎさちゃんもよく映画見に行ってるし」
「そうそう、ソレソレ~っ♪♪」
「ふぅん…。でもヤッパ、比嘉くんたち、“友達”とかっていうんじゃなくて、フツーに付き合ってるんじゃないの?」
「えっ、な、な、なんでっ!?」
あたし、思いっきし動揺している。
「だって、なぎさちゃんはもともとクラスで一番おとなしいコっていうキャラだったのに、なんか最近、明るくなった、ってゆーか、フツーに男のコとツーショットしてるし」
「えっ、そ、そーかな…?」
「なんかキャラ変わってない? やっぱカレシができたからキャラが変わったんじゃないのかなぁ?」
「だ、だから、共通の趣味を通じて友達ができたから、それであたしも少しずつだけど、ホントの自分を出せるようになったんだよ」
別にトボけているわけじゃない。それが本当のことだったし。