▼私の覚悟、そして未来





そんなことを考えながら

じーっと星空を眺めていたら

時間が経つのを忘れていた。






もう0時をまわっていた。






帰らなくちゃ...............







私は考えないようにしてきた

自分の気持ちと向き合っていた。






これから、本当にどうしよう……






彼の犯した過ちは決して消えることなく

何度も私の心を苦しめる。





私が苦しいと思うときは

いつも蓮のことばかり。





私には蓮しかいなくて。

やっぱり、好きなんだよね...........







こんなに自分の気持ちから

逃げて.........逃げて.............




でも...................




考えてしまう。





私の頭の中から蓮を

削除することは不可能だった。







このときまた、

私には蓮しかいないって気づいた。




蓮が行ってしまってから

7ヶ月が過ぎていた。





あと半分切っている..............






蓮を待っていようと覚悟を決めた。








この覚悟は、3度目だった............



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