私と彼の関係~彼side~
家に帰ったら、手は家族全員に心配されてしまった。
僕は適当に誤魔化したと思うけど、多分、自分達に関係しているんだろうとなんとなく察したのか、"無理しすぎるな"と釘をさされてしまった。
でも、もう遅いです。
僕がお兄ちゃんに向かって、笑顔を向けるとお兄ちゃんの顔が笑えるほどひきつっていた。
お兄ちゃんは、僕の笑顔を見て?震えながら勉強してくれたおかげで、ちゃんと大学に合格できました。
それから、僕の方のテストも、ぶっち切りの1位でした。
なんでも、あの先生が僕に満点をとらせない為にとても難易度を上げたらしいのだが、僕にはチョロかった。
だって、超超超勉強したから。
テスト勉強に、ノート50冊なくなったのは僕の中では伝説だと思う。
たったの5日間でよく消費したな…。