夜明けの恋人。
「あぁ…おじさんは腕と背中と顔にちょっと怪我しただけだ…最低だな…怪我させといて…」


ううん…

だっておじさんだって怪我してるのに
私を助けてくれてる…

最低なんかじゃない…


「っ!!よいしょー!!!」


太ももとお腹が軽くなった。

まだ痛いけど、重いって感覚は消えた

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