シオリズム
タイトル未編集
１７才で、春休みだった。
いつも通り部活して家に帰る途中。そんな私の名前は大和雅とかいてヤマトミヤビという。
高校のバスケ部に入っていて家は動物病院。身長１７５センチ。

信号が変わるのを待っていると、同じく待っている人ごみの中に友達がいた。


日野詩織。ニチノシオリだ。

黒いボブカットの髪がとても似合う学校でも有名な美少女。
そして何を隠そう私の幼馴染で家がお隣である。

ちなみに私の学校は北里高等学校といって地元では半数が行く普通の高校。

いつも私と詩織、それにあと三人がくわわった仲良しグループで行動している。



優しくてどんな時も友達優先。いつも笑顔で誰からも好かれる少女。
私みたいな体育系とは違う文化系で美術部に入っている。

でも今日の詩織は制服姿でなんだか雰囲気が暗い。
部活が終わって帰る途中なのだろうか。だったら一緒に帰りたい。

だから私は大きく手を振り上げて叫んだ。

「しーおりー！！！一緒かえろーよー！！」


だけど。


詩織は、赤信号なのにいきなり車道に飛び出した。
通行人がざわめく。

そして、大きく曲がってきたトラックが＿＿＿＿。





雨が、降り出した。
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