壊れるほど抱きしめて
「坂木くん、そろそろ起きて!一緒にご飯を食べよう」
そう坂木くんに声をかけると、坂木くんは目を覚ました。
ベッドから起き上がるとトイレに行き、戻って来ると冷蔵庫からミネラルウォーターを取って飲んでいた。
私は冷蔵庫からトンカツを取り出して、油で挙げた。
坂木くんは結構食べるからカツカレーにする。
トンカツも揚がり、それを切ってご飯の入ったお皿に乗せてカレーを上からかけた。
お盆に二人分のカレーとミネラルウォーターを乗せて、テーブルの上に置いた。
「じゃあ食べよう」
そう言って私は『いただきます』と言って一口食べると、坂木くんもスプーンを手に持ちカレーを食べだした。
二人で食べた後、坂木くんは先にお風呂に入り、私は洗い物をした。
そして何もかも終わり、後は寝るだけになった。