夜行性
公園に着いた。
そこは、寒くて、暗くて、静かだった
でも、そこにあるワクワクドキドキする感覚
がとても気持ち良かった
夜の世界に浸っていると、
親友と待ち合わせしていた
「悪い友達」
がきた。
その人は、
学校で「いい子」を
演じている人だった。
私はビックリしたが、
それにも慣れた
するとその人が、いきなり、
肝試しをしよう!と言い出した
それは森へと続く階段を
登ってこようと言うものだった
そこには、沢山の都市伝説があったが、
3人で行くので、
肝試しという程のものでもなかった。
でも親友は、ものすごく怖がっていた
お化け屋敷にも入れないような私は、
お母さんにバレることの方が
余程怖くて、
・ ・ ・
肝試しなんか、全く怖くなかった
終わった後、私は親友と悪い友達に
家まで送ってもらった