かぐや彼氏
「お前の名を教えろ」

「え?私の名前?」

「ほかの誰がいるというのだ」

「私は雫」

「ふんっ…いい名前だな。」

「あっ…ありがとう…/////」

と、少し照れる私の頬にかぐやの手が伸びる

え!?

「その顔も悪くないな…」

かぐやは呟き 顔を近づかせた。

えっ私 キスされるの!?ちょっ/////

「かぐやっ!?ちょっとまって/////」

バシーン!!

「…痛い…」

キスされるかと思い危機を感じたのか
雫は 平手打ちしていた。

「あっ、あんたバカじゃないの!?私達付き合ってないのにキスなんかっ/////」

「俺達は付き合ってなかったのか?」

「えっ?」

と。かぐやは眉毛を下げらせて
如何にも落ち込んでいるようにした。

「別れを告げられた…月へ帰るしか…」

とつぶやいた瞬間

窓の外が暗くなり 月が出てきた。

え!?どういうこと!?

「かぐや!?なにをしたの!?」

と、どこからともなく賑やかな祭りのような音が聞こえた。

「短い間だったが世話になった」

と、窓から降りようとしていた。

「ちょっ!ちょっとまって!?ここにいていいから!私と付き合って!」

なにがなんだかよくわからずに
かぐやの大きな背中に抱きついた。

「では もう少しここにいさせてもらおう。」

と元通りの日が戻ってきた

「かぐや…あんたって本当に…月から…」

「あぁ」





…私…これからどうなっちゃうんだろ…
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:12

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop