元姫は最強の女総長
家に帰って……からのことは……
覚えてない。ただ……

「退学します。ですけど……退学したことは言わないでください。」

理「は??何でだ?」

「……真実を話したら……きっと貴女方は後悔する……。だから、私は……自分から止めるんです。」

理「わかった。」


私は……学校をやめた……。


目が覚めたら、知らない顔が5つあった。

「「結実!!」」

「え?あの……誰?」

梨乃「え?結実!梨乃だよっ!莉乃!」

……梨乃……梨乃……。

文也「おい。蘭華のことも忘れたのか?」

……蘭華……。蘭華。

「!!!???」

「記憶が飛んだよ。梨乃、文也、凛、奏太ごめん。でも……私……名前が分からない。今まで何をしてたのかも……。」

凛「え?嘘っ!」

?「あなたは、結実よ。ほら!今日から根岸結実。今日から私達の家族。」

結実……。結実の料理ノート……。
私のノート?じゃー、私は結実……。
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