元姫は最強の女総長
ピッピッピピピピ……ガチャ

何なんだ。あの夢は。また見たよ~。
変な夢だな……。
朝から気分が悪いわ……。

母「結実~朝よ。今日から学校行くんでしょ??」

「あ!はーい!!」

私は、根岸結実……と七瀬結実。二つの名字を持っているんだー。
記憶喪失で、3年前……つまり、中1のときからの記憶がないの。名前は、あってるとおもうの。
持ってたノートに、結実の料理日記って書いてあったの。名字は、分からないから……。
だから、この家に戸籍を移したんだ~!
この家に引き取られて、3年がたつ。凄くいい人たちで、お母さんって呼べるくらいね!!

瑠璃「結実~!今日から学校ね!!一緒にいこ!えーと、名字は、中野にしてね!私達も中野だからっ!!!名前は、んー、すきにしてね!」

「うん!!!瑠璃姉ありがと!」

瑠璃「いえいえ~。じゃー、行こーかっ!」

「はーい。」

「おはよー。」

瑠璃「おはよー。」

母「相変わらず、二人とも仲良いのね~。ふふっ。ご飯用意しといたから、仕事行ってくるわね。片付けは、メイドさんにお願いしといたから。」

「「はーい。」」

朝ごはんとお昼のお弁当は、お母さんが作ってくれてるの。忙がしいのに……。
夜ご飯は、私と瑠璃姉で作るんだよ~。


「ごちそうさまっ~!じゃー、行こ!」

瑠璃「行こー!行ってきますね。」

メイド「行ってらっしゃいませ。結実お嬢様、瑠璃お嬢様。」
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