元姫は最強の女総長

本当の事

冬羅side

ガチャ……

誰だ?

「蘭華!」

凛「……やーっと気づいたのねー?」

優「遅いな~」

湊「確かに。」

梨乃「私達の事も分かってないよね?」


は?どういう意味だ?

奏「まさか……全員偽名?」

凛「そうだよー。どうかな~?って思って調べてたの。1日ねー。」

梨乃「まさか1日もかかるなんてねー。それに、私……守られる姫じゃないからね~?幹部の華姫だから。それも気づかないのね。結実も可哀想よ。」

和樹「お前ら結実をしってんのかよ!」

梨乃「は?あんたら会わせる顔あんの?結実に会わせる顔が!」

奏「……それは……。」

凛「りーちゃん落ち着いて。」

優「まぁ、それに、俺らはお前らなんかに本名名のる気はねーけどな。」

こいつらは……喧嘩をうりにきたのか?
一々突っかかってきて……。
ムカつくな。

梨乃「それに、あんたら加野結実を探してるんじゃないの?」

陽斗「……探してるけど……情報がないの。」

奏「……。」

冬「…………。」

「あんたらは知っているんですか?」
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