元姫は最強の女総長
うん、しかいってないな……。
てかなんのために、私を家に呼んだんだろう?
けど、姫にはならないからねー。



奏「あのな…お前は……俺の妹かもしれない……」

「は??」


俺の妹かもしれない……???
私は……お兄ちゃんなんて……いたの?
私には……記憶がない……。思い出したくない……。


奏「なぁ、結実……。俺たちは、兄弟なんだよ。ずっと……探してた……。あのときは……ごめんな……。」


「やめて。」



思い出したくないっ!!



奏「俺らの親は死んで……この家だけのこしてくれた。管理は親戚がやっていてくれてて、3年前……一緒に暮らしてた。けど、お前は……この家をでた。裏切り者の濡れ衣を着せられて……な。」


「帰る。」






そこにいるのが嫌になって私は飛び出した。
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