すきすきちゅ♪




「わー結城ひどっ!!ねぇ、葵ちゃん?」



「……………………」




答えることができなかった。



葵は2人の話には入っちゃいけないような気がしたから。



葵は……じゃまもの?





「あ、結城さぁクラスのみんなで遊ぶって聞いた?私もさっきカズから聞いたんだけどね。」



「あー…詳しくは知らないけど聞いた。出来れば暖かいとこがいいんだけど。」


「―――…大翔くん…」




葵の手は勝手に大翔くんの洋服をつかんでた。




「……葵…卵買ってくるね。」



「え…お前1人で大丈夫なの?オレも行くから待ってろ。」





葵を心配そうに見つめる大翔くんを見て思った。



葵がいつまでも子供っぽいのは大翔くんが子供扱いするからじゃないの?って…



「…大丈夫だよ。もう少しでコンビニだから。」



「は?だから待っとけって。子供1人じゃ危ない―…」



「なんで葵のこと子供扱いするの!?葵だってもう小6なんだよ!!」








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