秘密 ~生徒に恋して~


泣き過ぎと考え過ぎとで、頭痛がかなり酷い…
私はゆっくりとまたベッドに身を委ねた。

仕方ない…今日は。
そんなふうに自分を甘やかすしかなかった。

弱い私には、きっと大きな決断などできない。
様々な想いに抗いながらも、このまま流れに身を任せて行くのだろう。

私はそっと目を閉じた。
こんな自分が嫌いだと、自分自身を責めながら…。





そして翌日、私は天罰を受けた。


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