秘密 ~生徒に恋して~


悠也は唇を離し笑ってみせたものの、私の腰に手を回したまま急に困ったような顔を見せた。

「…やべ…」

「ん?」

「えっと…その…」


私はその困ったような照れた表情の意味を理解した。

「もしかして、俺のヤバいとこが、またヤバい状態に??…」

私はからかうように悠也の顔を覗き込む。

「ゲッ…お見通し?でもさぁ、仕方ないじゃん…この年頃の青少年の身体って、そうできてんだよ~」

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