秘密 ~生徒に恋して~
「…あのさ…仕方ないから責任取ろうか?」
「はっ、はぃ?!」
私の言葉に悠也は驚いて、弾かれたように私から離れた。
「嫌ならいいよ」
私は大胆な発言をしてしまったことに、急に恥ずかしさを覚え、悠也から目を逸らした。
「いやいや…。えっと…それはつまり…」
「…あ、…ごめん、冗談…」
動揺している悠也を見たら私も動揺してしまい、悠也から離れようとしたら、引き寄せられて強く抱き締められた。
「責任…取ってよ。先生のせいなんだからさ…」
悠也の胸の鼓動が伝わって来る。
私は、悠也の首に手を回し、耳元で言った。
「私を抱いて」