秘密 ~生徒に恋して~



悠也の唇が、私の唇、頬、首筋、鎖骨、胸へと、ゆっくり下りて行く。

私の身体を優しく撫でて行った後、その指は、二人が繋がるための場所を探す。

一瞬、まるで体中に電流が流れたかのように感じて、私はきつく目を閉じた。



悠也の身体がゆっくりと私の中に沈んで来る。
私は、思わず長い吐息を漏らした。


「こんな声、耳元で聞きたいっていつも妄想してた…」

「スケベ」

私は笑って、悠也の頭を軽く小突く。

私の顔を見てふっと笑った後、悠也はゆっくりと動き始めた。

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