秘密 ~生徒に恋して~


悠也の筋肉質で引き締まった肩や背中が、常夜灯と窓から射し込む月灯りに照らされ、私の上でゆらゆら揺れている。

私は悠也の背中を抱きながら、その美しい様を、目を細めてうっとりと眺めた。



悠也が私の中にいる。
絶対に叶うことはないと思っていた恋が、今、現実になってここにある。

感激なのか快感なのか、もうわからない。

私はただ悠也の背中にしがみつき、歓喜の声を上げていた。



「先生…、好き…だよ」

悠也が、途切れ途切れの声で、耳元でそう囁く。

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