彼女は空を見つめ続ける。
「俺はなお前に大事な事を伝えるために
遥々とぉ~〜~〜いお空の上から
やって来てやったんだよ!」
「へぇー、そりゃご苦労さんです、、で
その伝えたい事とは?」
目前の幼い子は"ニタッ"と歯を見せて
仁王立ちしていた。
薄暗闇の中にその白い歯だけが浮いていた
不思議と郁実はイライラしなかった。
むしろ、心地よいくらいの沈黙だった。
なんだか澄んだ空気に包まれて
幸せの香りが戯れている
ような感覚だ。
遥々とぉ~〜~〜いお空の上から
やって来てやったんだよ!」
「へぇー、そりゃご苦労さんです、、で
その伝えたい事とは?」
目前の幼い子は"ニタッ"と歯を見せて
仁王立ちしていた。
薄暗闇の中にその白い歯だけが浮いていた
不思議と郁実はイライラしなかった。
むしろ、心地よいくらいの沈黙だった。
なんだか澄んだ空気に包まれて
幸せの香りが戯れている
ような感覚だ。