大好きなキミ
「何でお前来んだよ」
 
「要送るから。あたしの家もこっちだし」
 
 
そう言って空を見上げる。
 
しばらく歩くと、要の住むマンションに着いた。
 
「真帆、ありがとっ♪」
 
 
「いいよ。じゃね♪」
 
 
 
 
空は雲が覆って、暗い色になっていた。



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