大好きなキミ
 
少しすると、傘とタオルを持って出てきた。

タオルをあたしに渡し、傘を開く。
 
 
「行くぞ」
 
「ぅ、うん」
 
 
あたしはタオルで水気を取りながら高邑の横を歩いた。
 
 
 
ちょっと待て!!!
コレっ、相合傘じゃん!
誰かに見られたらまずい…。
 
「どーかした?」
 
「ぅうん、別になんも」
 
 
 
 
 
変。
< 15 / 41 >

この作品をシェア

pagetop