惡の華
私はとある地方の田舎で生まれ育った

大学進学と同時に地元を離れ、一人暮らしを始めた

元旦那に出逢ったのもその頃だった

同じサークルの先輩だった

特に顔がよかったわけではなかったが、とにかく優しかった

そんな彼に惹かれるのに時間はかからなかった

元々面食いな私が見た目を妥協した、これがすべての間違いだったのだろう
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