桜色トライアングル



「俺…「やっほう、海希、さくらん!もう元気なの?」


「うわぁっ!」


海希くんの後ろから飛び出してきた昂矢くん。


突然出てきたからびっくりした。


「お…お前なぁ!このっ!覚えてろよお前!」


「えぇ!?なんで海希ぶちギレてんの!?」


海希くんはなぜか顔を赤くして、逃げる昂矢くんを追いかけて先に校門を通っていく。


な、なんだったんだろ?


一人おいてけぼりにされたけど、そんな二人が面白くて笑ってしまった。


< 104 / 140 >

この作品をシェア

pagetop