二十歳の約束

「綺帆誕生日おめでとう!」

「きゃ!わー!ありがとー!」

8月4日17歳の誕生日を迎えた。
夏休み真っ只中なこともあって
部活でお祝いされた。

「ちょ、トイレ行ってくる。」


「岡田。」

「え?」

トイレから出てくると目の前の廊下に
大和先生がたっていた。

あれから何回か授業はあったものの
直接会話をするようなことはなかった。
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