二十歳の約束
一章


―――――――――


物語の始まりは私が高校2年に上がったとき

同時に社会科の大和先生が赴任してきたときだ。

大和 昴介…

私と同じくらいの身長で

日焼けしていて松崎しげる並の黒さ

佐賀県の出身でずっと福岡市内に住んでいる
私にとってはよくなまっている喋り

初めはただの私のクラスの世界史の先生だったんです。

他の先生と何も変わらない普通の先生なんです。

< 4 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop