二十歳の約束

まだ高校2年、16歳。
学校もあと1年と半年残っていた。

祖父母にも父家族にも親戚にも
頼れる人はいなかった。

しかし、大阪の知り合いの家族が
私を養子として向かいいれてくれることになった。

ということは
今通っている高校を退学するということ。
福岡から出て大阪に行くということ。

もちろん、友達と会えなくなることも
たくさん思い出をくれた学校に行けなくなるのも
そして、大和先生と離れることがなにより辛かった。

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