二十歳の約束

「あーあー、綺帆行っちゃったよー。」

「寂しくなるね。あ!!!!!!」

伊織たちが帰っていると
前から大和先生が全力疾走で来たらしい。

「はあっ!岡田は!?」

「先生バーカ!綺帆ならもう空や!!」

「…まじか、間に合わんかった。」

「先生、手紙読んだ?」

「読んでなかったら、ここに来てないよ。」

「そう、見直した。じゃ、さようなら。」

「あ!堀越!ありがとうな。」

「はいはい!」



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